トナカイが実在しないと思ってた話
実は最近までトナカイは架空の動物だと思っていた。
どうしてこんな勘違いをしていたかというと、小学生の時サンタが架空の存在と知ったショックで、サンタが乗っていた動物であるトナカイもドラゴンとかと同じノリにカテゴライズされてしまったのだ。
それが実在の動物だと知ったのはフィンランドでトナカイのステーキを食べたときのことだった。
フィンランドのレストランに行ったとき「よくわからないからオススメ頂戴」と行ったら「○○○のステーキ」と謎のステーキを出された。
普通に牛肉のステーキかなと思って食べてみると変な味がした。
羊かなにかの肉だろうかと思ってメニューを調べてみると、さきほどの店員の言葉はトナカイという意味だった。
ああ、トナカイって実在するんだとその時初めて気づいた。
一緒に食べていた友人にそのことを伝えると「馬鹿じゃないの」と言われた。
そんな8月のフィンランドだった。